京都「廣澤」のカウンター席にて。庭を背景に、ワイングラスに注がれた琥珀色の東方美人(烏龍茶)とブルーのボトル 廣澤 美しい庭を眺める静かなカウンター席。料理に合わせたのは、ワイングラスで提供される東方美人(烏龍茶)。 「烏龍茶とは苦みのあるもの」という私の概念が、琥珀色のしずくを口に含んだ瞬間に鮮やかに覆された。日常の延長線上では、決して知ることのない奥深い世界がある。 自分の味覚の枠組みが外れ、また一つ新しい扉を開けることができた静かな夜。