ホスピタリティの本質
異国の地でより鮮明に感じるもの。
長年の憧れだったNYへ。心躍る反面、初めての一人海外。GooglemapとGoogle翻訳があればなんとかなるだろうとは思っていたけれど…
急に思い立って決めた出張は準備不足で失敗の連続。重い荷物を引きながらの移動は思ったよりも体力を消耗し、ホテルに着く頃にはヘトヘトに。
でも、部屋に入った瞬間、そのセッティングが語りかけてきた。「あなたを待っていました」と。異国の地で、私を迎えてくれている。慣れない街で気を張っていた心が、ここで初めて緩んだ。

NYの洗練されたパティスリー、Lyséeでテイクアウトしたもの。夕食はこれらのケーキとおつまみとスパークリングワインを、NYの夜景と共に上質なリッツカールトンの空間で。
デーブル、ソファー、クッション、ケーキスタンドとカバー。この一枚の写真だけでもその上質さを感じる。部屋全体が洗練されていてどこにいても何を見ても心地よく、この空間にいることの幸せを存分に体感。歓迎されていることの確かさを、深く受け取った宿泊だった。

私の大好きなリッツカールトン。そのホスピタリティーはNYでも変わらず大切にされていた。個人主義で冷たい印象を想像していたNYで触れたホスピタリティーは、人間の普遍的な欲求や感情を改めて認識した体験となった。
物質的な豪華さだけでは完成しない。自分を気にかけてくれるという、人と人の間にしか生まれない感覚。その価値を、歳を重ねるごとに深く理解するようになった。
■ Information
Hotel : ザ・リッツ・カールトン ニューヨーク(The Ritz-Carlton New York NoMad)
Sweets : Lysée
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